東京都 自然観察園 ため池の水を利用した冷暖房システム

東京都にあるM自然観察園では昆虫や水生植物が育てられ、池では、水生生物がすんでいて、大きなゲージと呼ばれる施設の中には、蝶々やとんぼが飛びまわっていて、観察することができます。

池は3つあり、その1つに熱交換器を沈め、夏場の場合は冷たい熱をもらいヒートポンプを使った冷房システムを構築しました。冬場はその逆で暖房システムに変わります。

 

 

池に沈めた熱交換器から熱をもらってヒートポンプが稼働します。

 

ヒートポンプで作った冷温熱は部屋の中のパネルヒーターへ移動して冷暖房システムとなります。

 

今回の冷暖房システム導入にあたり施設のご担当者様からは、エネルギーの削減につながることはもちろん、一般的なエアコンと違って「風が出ない」のでとても環境が良くなったと好評を頂いております。

たくさんの子どもたちが集まる自然観察園で、こういった自然エネルギーを使った冷暖房システムを利用することで、地域全体で地球環境のことを考えるきっかけになれば、とてもうれしいことですね。

 

熱利用導入事例

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